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VIX先物がついにコンタンゴに転じる

5/7の米国市場は上昇。VIXは下落。
VIX先物がわずかですがコンタンゴになりました。コンタンゴになったのは2/21日以来です。
4月30日 34.6 8.98% 33.6 6.26%
5月1日 37.4 8.09% 36 7.14%
5月4日 35.7 -4.55% 35.05 -2.64%
5月5日 34.15 -4.34% 33.85 -3.42%
5月6日 34.8 1.90% 34.59 2.19%
5月7日 32.2 -7.47% 32.65 -5.61%

GMOクリックの米国VIの価格調整は来週13日(14日7時)です。

原油CFDの売りとコール買いで成功したと思ったらやっぱり失敗したもよう

先日GMOクリックのCFDを売りUSOのコールオプションを買いました。
それからすぐに原油価格が下落し始め、コールのほうはほぼ紙屑になり(元々6セントですが)なきものとして扱いCFDのほうを決済して結局トータルで少し損失になりました。
が、ご存知のようにここ数日原油が爆上げし、紙くずになったUSOのコールが息を吹き返したと思ったら、なんとUSOの原株が併合されていました。
従ってオプション自体が取引できなくなりました(笑)
もっともオプションの権利自体は残っているので満期で権利行使価格以上になれば恐らく差金決済で利益が出る可能性もありますが、5/15日までに原油価格があと70%くらいあがらないと無理というオチでした(笑)

原油CFDの代わりにeワラントは使えないか?

原油価格の動きが激しいのでリスク限定のオプションの買いを考えてみました。

国内の証券会社で原油先物のオプションを扱っているところとしてはeワラントくらいでしょうか。
厳密には先物そのものではないようですが、オプションには違いありません。
※IG証券のノックアウトオプションはオプションではありません。
eワラントは昔少しだけ取引をしたことがありましたが、あまりにも割高すぎてやめましたが、最近はスプレッド銘柄などもできていますし、なにより個別銘柄のオプションができるのでそれなりに需要があるのでしょう。

原油eワラントは販売停止

久しぶりにサイトを覗くと原油銘柄はすべて買い取りのみ。つまり販売停止されていました(笑)
顧客に明らかに不利な価格設定でしかも完全なる相対取引ですから特に問題なさそうですが、やはりマイナス価格などがつくとカバーするのも難しいのでしょうか。

さて、eワラントに興味のある方もいるかと思いますので少しだけご紹介しておきたいと思います。

eワラントは買いのみ

まずeワラントはオプションですが買いのみ(転売はできます)、新規売りはできません。
CFDのような相対取引ですから、値付けは完全に業者任せです。
オプションの仕組みが分かっていない方は勉強してから取引したほうがいいと思います。
オプションを理解していても実際よく分からないことだらけですから(笑)
スタンダードなeワラントの日経平均コールで説明します。
銘柄などはewarrantのサイトで検索できますhttps://www.ewarrant.co.jp/search/
今回選んだのは5/13満期の権利行使価格20000円の日経平均コールです。

オプションの仕組みがよく分からない方の為にザックリ説明しておきますと、5/13日までに日経平均が20000円以上だったら儲かるのがこのコールオプションです。

eワラントの値付けは本当に適正か?

このコールが現在1.7円前後で売られていますが、それがまず高いのか安いのかです。
この点、例えば日経平均先物オプションなどを取引する時はIVがどれくらいかなどを各自確認してから割安割高などを判断して取引することになります。
一応価格をシミュレーションするツールは用意されていますが、それは将来原資産がいくらになったら当該ワラントはいくらになるのかを計算するというツールです。
通常オプションはブラックショールズ計算式などを使って計算されているので恐らくそういうロジックで計算された価格を提示されているのだろうと推測されますので実際に計算してみようと思います。

日経平均1枚を売買するには50万ワラント必要

1ワラントあたり0.002という記載があり、まずこれ自体がよくわかりません(笑)
日経平均先物オプションに変換して考えます。
日経平均先物オプションはオプション1枚あたり、1枚の日経平均先物を売買することになりますが、単位は1000です。
そうするとeワラントの日経平均を1000単位売買するには1ワラントで0.002日経平均なので「1」日経平均を売買しようとすると500ワラント必要となり、結果日経平均オプションのように1000単位の売買に換算すると50万ワラント必要となります。
結果この5/13満期権利行使価格20000円のワラントを購入するのに約85万円前後必要となります。

同じような日経平均のコールと価格を比べてみると

実際の日経平均先物オプションの5月限の満期が5/8と近いので権利行使価格20000円のコールオプション価格をみてみるとだいたい200円前後、20万円程度で買えます。
ブラックショールズで計算するまでもなく約4倍程度の価格設定がなされていることになります。
逆に言えば日経平均先物オプションのほうが割安なので割安なほうを買って割高なほうを売れば労せずして利益確定完全なる裁定取引のできあがりになります(勿論満期が違いますので完全ではありませんが)。
残念ながらeワラントは我々は売れませんが(なぜ売れないか分かりましたね(笑))
ちなみにIVを計算すると約60%前後となり現在28%前後で取引されているIVからしてもかなり高い値となるので別のロジックで計算されているのかもしれません。

しかし、用意されているシミュレーターで計算するとやはり60%弱になっているので業者さんが考える予想ボラティリティが高いだけなのかもしれません。
確かにプットは60%程度のものもあるので一概にぼったくりとはいえませんね。
さて、このシミュレーターで計算すると、満期5/13の日経平均が20500円になったときのワラント価格は1円です。つまり50万ワラント買っていれば50万円です。
しかし、元々85万程度で買っていますから損失ですね。一方日経平均先物オプションであれば30万ほど利益がでる計算になります。
従ってこのwarrantは満期時に日経平均が20850円以上にならなければ利益がでないこととなります。
とは言え、満期前に転売することも可能です。
仮に一日後の4/24に日経平均が19700円まで上昇し、IVが同じで計算すると1.82円前後になるので約0.1円程度、率にすると6%程度は上昇します。
しかし、これはあくまでIVを同じと仮定した場合です。
ちなみに日経平均先物オプションだと同じ条件で価格は300円前後になりましたが(笑)
日経平均が3%程度上昇で、6%程度上昇するので割がいいと言えばいいのかもしれません。
とは言えスプレッド、ニアピン、トラッカーなど様々な種類のワラントが販売されていますし、ノックアウトオプションとは違い基本のeワラントはオプションには違いないのでそれなりにうまい使い道があるのではないでしょうか。

原油先物そのものではありませんが原油系のETFでもオプションのある銘柄があり、それを代用するという方法もありますが、やはり国内の証券会社では扱っていません。世界のETF
国内から取引できる海外証券で有名どころではインタラクティブブローカーズあたりでしょうか。
私はFirstradeで先日USOという銘柄のオプションを買いました(ええ、華麗に損切りですけど(笑))。USOとは
取引手数料が無料で口座維持手数料もかからないので重宝しています。

※追記
USOはWTI原油先物の期近をベンチマークとしていますが、期限の2週間前には期先に乗り換えます。
従って本来は6月限を現在ベンチマークとするはずですが、7月限8月限9月限にポートフォリオの一定割合が契約されているようです。http://www.uscfinvestments.com/documents/united-states-oil-fund-8-k-20200424.pdf

GMOクリックの原油CFDの価格調整が突然行われたもよう

GMOクリックの原油価格を見たら20ドル台になっていたので原油価格も持ち直したのかと思ったら価格調整が行われたようです。

価格調整のアナウンスが事前に出ていたかどうか定かではありませんが、アナウンスの掲載日を見ると4/22になっています。
いずれにしろ6月限から7月限に切り替わっており買っていた人は価格調整額の支払いになり、含み損を抱えることに変わりはありません。
6月限には6月限の取引の旨味というものもあると思いますが。
ちなみに売買単位などは違いますがIG証券では6月限は取引できるようです。
DMMCFDでも原油のCFDを扱っています。DMMCFDはGMOクリックと同様期限がないのでスワップと言う価格調整額の受け渡しを行っています。
毎月いつ行われるか明確な説明が記載されていませんが期近から期先へロールオーバーし、その期限は直近のスワップの受け渡しが4/21となっているのでWTI原油先物の期限と同じ日に設定されているようです。
従って現在参照されているのは6月限で、4/21にスワップの受け渡しが行われています。
ちなみにスワップは
買い -23117
売り 23117
となっています。取引単位は10倍です。
とは言え、こちらで先物価格の清算値などを確認すると清算値などでは一致しないので一体いつの時点で価格調整を行ったのかがよく分かりません。
少し不親切な印象を持っていたのでDMMでは取引しなくなりましたが興味のある方はきちんと確認してから取引した方がいいと思います。

※追記 DMM証券からメールがきていました
いつも【DMM CFD】をご利用いただき、誠にありがとうございます。

「DMM CFD Commodity」銘柄のOIL/USDにつきまして、現在の市場動向に鑑み現在採用している6月限レートから、7月限のレートへ本日マーケットクローズ(4月23日(木)午前5時50分)時点で切り替えを行うことといたしましたので、お知らせいたします。
本日マーケットクローズ時点で当該銘柄を保有し、翌営業日に持ち越したポジションには参照価格の見直しによる調整額が発生いたします。

[調整額発生日] OIL/USD
2020年4月22日(水)

[価格参照限月] OIL6月限→OIL7月限