GMOクリックのCFD米国VIはアービトラージに最適だった

   

日本の証券会社でVIX先物のCFDを扱っているのIG証券とGMOクリックの2社しかありません。
IG証券のCFDは期限があり、長期保有する場合はロールオーバーする必要がありますが、GMOクリックの場合は期限がありませんのでその代わり価格調整額の受け渡しをします。 価格調整額とは
また、IG証券は取引ロットがGMOクリックに比べると20倍と大きいため気軽に取引するには不向きです。

取引単位は10倍なので1単位現在約160ドル前後を取引しますが、レバレッジが5倍ですので証拠金約3000円前後で取引できます。

価格調整額は前回が844円、前々回が652円ですが、前々回は逆ザヤ=バックワーデーションだっために売り保有だと支払いになります。

先物は期先が高い順ザヤ=コンタンゴの場合は買いを続けると不利になることが知られています。 詳しくは価格調整額とアービトラージを知る

VIX先物は価格が上昇し続けないアービトラージに最適

従って順ザヤの先物は売りが有利と言われており、この先物の価格差を利用した売買戦略がサヤすべり取りと言われるアービトラージの一種です。
しかし、いくら順ザヤが続いたとしても長期間に渡って価格が上昇し続けるような性質のあるものは売りが有利とは言えませんが、VIX先物は一時的に急騰することはあってもいずれ価格が落ち着き、一定の価格帯に収斂していく性質をもつ商品であり、アービトラージに最適な商品と言えます。

過去の価格調整額一覧

VIXショックがあっても売りっぱなしでトータルプラス

圧倒的にコンタンゴが多いですが、VIXショック直後に丁度いいタイミングで価格調整が行われています。さすがに大幅なバックワーデーションで売り保有だとマイナス3860円となっています。
では、実際に売り保有を続けた場合の収支を見てみましょう。
2017年5月の価格調整日に新規に期先の価格12.47ドルで売り建てたとします。
2018年5月9日の価格調整日には15.58ドルになっていますのでマイナス3.11ドル。取引単位が10倍ですの含み損として31.1ドル。
2017年6月から2018年5月まで売り保有を続けた場合の価格調整額は総額7075円になります。
ドル円レートをとりあえず110円で換算するとトータルで3654円のプラスになります。
VIXショック時には一時的に32.63ドルまで上昇していますので証拠金がギリギリだとロスカットされていると思いますが、仮に証拠金を3倍程度の1万円預けていたとしても証拠金に対する利回りは30%以上になります。
VIX先物を売り続けるVIXインバースがVIXショックであっさり早期償還されて事実上消滅したことと比較すると雲泥の差であることが分かります。

GMOクリック証券

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